サクサク食感のチョコが入っているんですこの袋の中には、という旨が表に印刷されている袋が口を開けて机の上に置いてあるので、食べよう、手を伸ばして、手は、机の上の袋の上に、その上に蛍光灯があって光っているのはさっき椅子に座る前に座ろうと立っていた時に部屋に歩いて入ってきた時に、暗いな、陽が傾いてきている窓の外を見やりながら、何度も付けたことがあるから見なくても掴むことができる紐を引いてスイッチを入れて付けてから、ふぅー、肩掛けカバンを床に下ろし座ると、もう頭上で蛍光灯は光っているので、見つけたチョコの袋に伸ばした手の下の袋には手の影が重なったら、まだ中身残っているのかな、という疑念晴らすために袋を手で、カシャっと潰すとプラスチックの袋のを挟んではいたが手に伝わってくるのは平な机、袋の中にはもう一粒もチョコは入っていないということなのだろうけど、手をどけると袋はまだ言っている、サクサク食感のチョコが入っています、手がベタベタしずらい焼きチョコ製法です。
換気扇の紐を引いてスイッチを入れると、4枚の灰色の羽根は高速で回り丸く半透明な軌道になり、その向こうに外の光が透けて見える。外の光は台所に入ってきているけど、空気は吸い出されている。向こう側が見えていても指を突っ込むことはできないのだろうか、「指が吹っ飛んじゃうよ」光は入ってこれているのに?もちろん光も羽根に分断されていて本当はストロボのような明滅、差し込み続けているから連続しているから、受け止めの遅い目には光は入ってきているように見えている、ならば指も光のように考えて進めばあるいは。指だけと言わず腕や肩、身体全体を光のように考えて目は通り抜ける換気扇の4枚羽根の回転。
換気扇の下で、「思い出す」あるいは「計画する」以外の考え事をしようとする、というのは一体どうゆうことなんだろうか考える今、鏡を見れば眉毛が上がっていておでこにシワが入るのは考える時の癖で、鏡を見ながらその表情を作ったことがあって、その表情をするときのおでこの筋肉のこわばり方に今、おでこがなっているので、その表情をしているんだろう、鏡はない換気扇の下にいて、換気扇は1394回転目、1395回転目。