アンタんところは人数多いから食べれるでしょう、と、朝にごみ収集所に生えた雑草を抜いていたら隣の瀬山さんからもらった素麺は木箱に入っていて高級なんじゃないかな、「わ~ほんとだ、高級そうじゃん!」と覗き込む顔ぶれ、その時は誰がいたんだろうか、茹でた素麺にきゅうりとカイワレとキャベツと豚肉を乗せて、塩味で食べた昼ご飯でした。と後に振り返ることができるように、素麺ときゅうりはあるので、カイワレとキャベツと豚肉をスーパーで買ったり切ったり茹でたりして、塩と中華だしと少量のごま油と和える。

 

その他には、頼まれていた友達の似顔絵を描くために色鉛筆を買って、今数えてみたら合計21本買っていて、数えるためにまずは両手で掴み、息を吸わずに口の動きだけで出した小さな声で「1、2、3、4、」と数えながら、まだ数えてないものを左手に持ち、数えたものを右手に渡していく時に、色鉛筆同士がぶつかってカチャカチャと乾いた木の音がした。あわせて買った鉛筆削りで、削ったものからペン立てに立てていくと、21色の色鉛筆が上を向いて、自分によっていずれ描き出されるだろう色を、芯として尖らせて、バラバラな空間を指し示してはいるがまだ描かれてはいない。ときんときんの色鉛筆の芯は、待っているよう見える。

 

久しぶりに鉛筆削りを使ったからか、21本全て削り終えるころには右手親指の腹に豆ができて、ついつい気になって人差し指とこすりあわせる。パソコンを用意してもらって、タイピングするようにキーボードの上に手を広げてもらえれば分かりますが、ちょうどスペースキーを押す時に当たる部分に豆ができました。と説明すると良いかなと思いついたので書いたのですが、スペースキーって タイプの流れの中で打つ時は時々親指使ってるけど あれ 連続で打つ時とか  漢字変換で次の候補を出そうとする時に連打してる時は  左手の人差し指でやってました。発見!発見!

 

少しずつ似顔絵を描き進めながら、夜になる。家の近くに線路が走っていて深夜まで電車の音、結構近くに駅があるのでホームでのアナウンスもうっすら聞こえてくるのが毎日で、今日は終電も過ぎたころに、電車の音が、おそらくは貨物列車だ。