鼻が詰まって、今朝が雨だった町で起きて、木曜日が缶・ビン・ペットボトルの収集日な区画に住んでいるので寝巻きにパーカーを着ている人ならばフードを被って玄関を出たらすぐのところに設置された水色のビールケースは右から、ビン、缶、ペットボトルの順番に並ぶ。ここまで思い出して書くのは夕方で椅子に座っている。夕方は椅子に座っていた、もう一度座り直したので続きを書いている夜になっている、思い出せた、家の前を通った収集車のエンジン音と作業員の掛け声に続いてカランガランガラガラガラ、再びエンジン音、少し遠のいた場所から届くガラガラガラ、窓の方を向けば。

 

午後からは晴れて、出かけていった友達は、肩にかかるくらいの髪の長さで、同い年で、ベージュ色のコートを着たことがある、目の前を通り過ぎた男の子が鯖柄の猫を両手で、釣った魚を持つみたいに持ち運んでいるのを見て笑ったことがある、風邪もひいたことがあって、今は治っているので別のことを考えている、どんな夕御飯を食べたのですか、そうだ昨日取り付け損なった電球を、買い直した40Wの白熱球は廊下にちょうど良い明るさで気に入って見上げた天井には取り付けた、光っている、電球の明かりでその周辺が明るい、奥にはアルミサッシの窓、昼間はそこから外光が入ってくるので明るい。

 

いまは北海道で馬の世話をする人がいるらしくて、その人が玄関から出てくるのを近くの民家の塀にもたれて待っている足元には、塀の向こう側から歩道側へと伸びてきている木蓮の枝から白い花弁がいくつも落ちていて、気まぐれにつま先で踏めば茶色く潰れる、それはずっと前の3月で、くしゃみ止まらないのでした、ポケットティッシュを取り出すためにリュックを地面に置くとき玄関から目を離したので、出かけてしまったのか、どんな夕御飯を食べたのですか、5月2日にお前も。こちらは山芋と春菊と豚肉の炒め物。

 

木造家屋の階段を登るときに、きしむ音は何回も聞いたことがあって、帰ってきて机に置かれたビニール袋は、置かれてからしばらく微かな音を立てながら横たわってゆき、やがて形が定まった。どこにいたのか、近くの河原でズボンの裾を折り返しても、草に濡れる、横になったベッドでこぼれたのはもう乾いた草。