スーパーで買ったお惣菜のプラスチック容器を手に持っていて捨てよう、歩いて近づいて開けたゴミ箱は八分目くらいまで入っている今までに捨てたゴミの、一番上の層には急須を逆さにしてトントンと捨てた茶葉、手首を返して急須の中身をのぞくとまだ半分以上残っていたのでもう一度トントントンと捨てた茶葉が散らばってまだ濡れている、平たいプラスチック容器を隙間に差し込もうと手を入れたら、ゴミ箱の中が暖かい、発酵している?札幌で見た腐葉土をつくるために自作された木箱が置いてあった児童館の中庭、いや、日中、台所の窓から入っていくる光に当たって熱を溜め込んでいたのか、ゴミ箱の位置は暫定的に決めただけなので、直射日光の当たらない場所に移そうとは考えているのだけど、暑い日が続くとゴミ箱の中のゴミが腐りやすくなる前に、そのためには食器棚の位置も変えよう夏になる前に、夏には今とは違う食器棚の位置からコップを取り出して使って洗って拭いたコップをしまったりする。

 

群馬から来たお客さんから、今日の時点では聞いただけで見たわけではないのだけど、もしかしたらあなたは見たことや触ったこともあるかもしれないまだ小さな蚕は、床一面に広げられた桑の葉を食べているむしゃむしゃという音が部屋中に響く、しゃがみこんで顔を近づけてみるとふわっとした手触りなんだろうか触れば、身をよじる動きにギョっとして手を離す、一斉に桑の葉を食べる音が止む、お蚕上げの時期に手伝いに駆り出された小学生のあなたは大人たちが桑の葉をふるいにかけるときにこぼれ落ちた半透明の蚕を拾っていました。手触りはさらっとしていて気持ちいいですよ。匂い、匂いのことを聞くのは忘れてしまった。養蚕場の匂いは嗅いだこともないし聞いたこともない。

 

少し鼻呼吸をしてみよう。

 

その間、なるべく動かないように気をつけてみても、肺の動きに伴ってゆっくり揺れる身体を、頭は動かさずに目だけを動かして見ている。仮にその場所に完璧に身体を固定できていたとしても、時間が過ぎていくので、夜にドアが開いて「グッドイブニング、そしてハッピーバースデー、ほら、寿司だよ。」やった~!夜に寿司食べるときには、小袋に入った醤油を皿に出してまずはサーモン、醤油、酢飯の匂いが鼻に抜けた。